- メタサーチ(メタ検索)サイトとは
	
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メタサーチのメタ(meta)とは’超’或は’高次’の意を表わします。
	他の検索サービス複数をまとめて利用できる事からメタサーチと呼ばれるようになりました。
	
メタサーチと呼ばれる物は一般的に自前の検索ロボットやディレクトリーを持ちません。
	
他社の収集した複数のデーターを利用する事で成り立っている、悪く言えば他人のふんどしで相撲を取っている検索サイトのことを指します。
	
元々ロボット型検索エンジン自体が他人のサイトに侵入しまるごと持ち去り独自の順位を付けて表示するわけですから、
	差し詰めメタサーチは泥棒の上前を刎ねる...
	
うーん、例えが悪すぎますね。 もっと綺麗な表現は出来ない物か? (^^;
	
メタサーチ(メタ検索・横断検索)と呼ばれる物には大別して統合型と非統合型2種類あります。
	
 - 統合型メタサーチ
	
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統合型メタサーチと呼ばれるサイトは
	メッチャ検索エンジン 
	や Vivisimo などがあり、
	複数の検索エンジンを同時に呼び出し各社の検索結果を元に独自のアルゴリズムで味付け(統合)を行い利用者に表示します。
	
一般的には数多くの検索エンジンで上位表示されるページから順に表示されるようです。
	
統合型メタサーチの良い点は検索時間を短縮できる事と、多数のキーワードで絞り込んで検索数が少なくなる場合に、
	複数の検索エンジンを探す手間が省ける事です。
	
「メタ検索して出てこない物はWebでは見つからない」と言われるのはこの為です。
	
統合型メタサーチの問題点は Google や 
	Lycos 
	(楽天の方針により 2003年9月に infoseek へ併合)などの様にメタサーチからの利用を認めていな所がある事です。
	
とは言え Google はメタサーチから絶対に外せない存在ですので Yahoo! や Excite などの 
	Powered by Google を利用しているサイトのデーターを使って Google を利用した場合と同等の結果になる様にしているのが現状のようです。
	
統合型メタサーチからの利用では検索エンジン各社の収入源である広告を表示できない為、
	今後は独自に検索結果を加工する統合型メタサーチ エンジンからの利用を制限する所も増えてきそうです。
	
2003/12 現在日本の主要な検索サイトのページ検索はほとんど Google 一色になっています。
	
統合型メタ検索エンジンから呼び出す事の出来るのは Powered by Google 系の
	Yahoo! 
	Excite 等と
	Alta Vista 
	AllTheWeb 、 inktomi 系検索エンジンの
	フレッシュアイ 。
	
それと
	インフォシーク
	の旧エンジン(現在デフォルトでは Google)くらいとなりました。
	
日本語でページ検索のできる検索エンジン自体が以前と比べ随分少なくなってしまった様です。
	
 - 非統合型メタサーチ
	
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もう一つのメタサーチは 検索デスク に代表される
	非統合型のメタサーチで複数のボタンを分類し配置したサイトで、
	Web検索! もその端くれです。
	
Internet Explorer の検索ボタンを押した時に表れるサイドバーで数社を順に検索出来る機能と同じで、
	検索エンジン各社の結果を加工せずにそのまま表示します。
	
非統合型メタサーチの特徴はリンク集と同じような物で、非営利目的であればほとんどの検索サイトは利用制限をしていません。
	
それどころか、多くのサーチエンジンが検索窓設置用のタグを公開し検索窓の設置を推奨しています。
	
例えば Yahoo! JAPANの検索窓をあなたのホームページに
	では20近い検索窓の提供を行っていますし
	gooのサーチ機能をつけたい や
	Excite 検索フォームの設置
	など利用を促進する為に検索フォームを公開している大手サイトも沢山あります。
	
勿論狙いは利用者がクリックする広告収入や他のコンテンツへの誘導だったりしますが
	検索で得られる情報の取捨選択は利用者の判断に任されています。
	
このような理由で利用できるサイトが統合型メタサーチに比べ圧倒的に多く存在し、
	ウェブ検索以外にも目的別にグループ分けした幅広い専門分野の検索ボタンを配置する事もできます。
	
また、各社検索エンジンを利用する為のプログラムも独自の集計を必要としないため比較的簡単で呼び出し先の仕様変更にも柔軟に対応できます。
	
非統合型メタサーチの問題点は、数多くのボタンが並んでいますので慣れるまでは目的のボタンを探すのが大変で、
	検索時間の短縮にはならないと言う点です。
	
 - 特殊なロボット型メタサーチ?
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このページの冒頭にメタサーチは自前の検索ロボットを持たないと書いていますが、中には例外もあります。
	
自前のクローラーを持つメタサーチには goo ニュース の最速ニュースや
	goinfo.to (ニュース検索)
	等の様に特定の用途に特化したページ専門にロボットを走らせ独自のインデックスを作成する物も有ります。
	
クロールするサイトを特定の専門サイトに限定する事によりロボットの負担は軽くなり1時間以内の更新でさえインデックスし検索結果として表示する事が可能になります。
	
実際の所ロボット型検索エンジンに分類するべき物だとも言えるはずでメタサーチに分類するのは異論の有る所かと思われます。
	
但し用途が特化していますし複数のサイトを検索の対象としていますので、あえてこのページで紹介してみました。
	
	 - メタサーチへのリンク
	
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統合型メタサーチ
	
	
	
	- 非統合型メタサーチ
	
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