ディレクトリー型検索エンジンとは日本では 
	Yahoo! Japan
	 のディレクトリーに代表される、
	エディターと呼ばれる人の手によって細かくカテゴリに分類されたディレクトリー型リンク集のデーターベースです。
	
このカテゴリの中から目的のサイトを探し出す為にはカテゴリをクリックしながら目的に辿り付く方法と検索窓にキーワード(クエリー)
	を入力する方法の二つがあります。
	
実際にはカテゴリを複数回クリックするよりも検索窓に直接キーワードを入力し目的に辿り付く人の数の方が多いのではないでしょうか?
	
多くのポータルサイトがディレクトリー(カテゴリ)を持っていますが最近は他社の有料登録ディレクトリーと提携し、
	自社のディレクトリーとして表示する所が増えてきました。
	
現在無料で推薦審査しているのは Yahoo! (
	ビジネスエクスプレス
	は有料審査)、
	dmoz、
	All About Japan 
	くらいしか有りません。
	
有りません。 と書きましたが無いわけではありません。
	
無審査又は一定の基準で登録出来る検索サイトは国内に600件以上もあるとされていますが、その実態は良く分かりません。
	
大手のディレクトリー型検索エンジンの特徴は人の手によって選別しデータベースを構築しますので、ある程度品質が保たれる事です。
	
欠点は何と言っても数の少なさです。 国内最大級の Yahoo! でさえ数十万件? 程度だと思われます。
	
ディレクトリー型検索は有名な公式サイトを探すにはロボット型検索エンジンよりも早く目的にたどり着けますが、
	複数のキーワードで絞り込んで行くと途端にヒットしなくなります。
	
これはディレクトリー型の検索エンジンがサイトのタイトルと紹介文やカテゴリ名に現れるキーワードだけを元に検索インデックスを作成しているからです。
	
ディレクトリー検索だけで利用者全ての要求を満たす事は不可能ですので、
	多くのポータルサイトはページの全文からインデックスを作るロボット型検索エンジンを併用しています。
	
ポータルサイト Yahoo! の検索窓で検索した時 「ページとの一致」 と表示された場合は提携先である Google のロボット型検索エンジンが収集した検索結果を表示しています。
	
この事実がロボット型検索エンジンである Google に登録された事を、
	自分のサイトが Yahoo! に登録されたと勘違いしているウェブサイト初心者を発生させる原因にもなっています。
	
2004/05/31 Yahoo! Japan のサーチエンジンは Google から米Yahoo! 開発(YST)の新エンジンに変更されました。
	
参照: Yahoo! JAPAN、検索サービスを刷新 
	
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