もの迄可為曲事候事
一 百姓子共多ク持候共田畑総領壱人江ゆつ
り可申候次男より耕作之はたらき為致候
か又者奉公人商人諸職人等之弟子に遣し末々
自分過仕候様に可致候高弐拾石地面弐町以下
之百姓高田畑分ケ候義御法度之儀に候但田
畑大分致取持子共に配分仕度ものハ其趣申
達可得指圖候事
附百姓跡式之儀存生之内相極名主組頭立會
印形之書付仕置後日に出入無之様に可
仕候事
一 婿嫁取候もの之出會名主組頭年寄又者身躰
宜ものたりといふ共分限より随分祝儀軽く仕
聊以奢ケ間敷儀仕間敷候事
附祝儀或ハ法事等に付振廻に出合候儀有之
候とも平生同意に軽く可仕候事
一 衣類之儀従 公儀被 仰出候通急度相守布
木綿之類可着用事