一　御城米拵隋分入念米征遂吟味あらくたけ
　　青米の類無之様に可仕候俵入舛目俵拵等入
　　念米主米見舛取名主印形の中札俵毎に入上
　　札共に差之船積之節^茂俵数不残貫目を
　　ふり俵数舛目致吟味舟に積立船足見届
　　送り状可相極候尤船中は百姓可為惣代慥成
　　上乗附之前々被　仰出候御篠目之通厳蜜^ニ
　　可相守事
一　御城米御蔵納に罷越候名主の儀随分慥成
　　ものゑらひ差遣無益之入用無之様に仕御用
　　仕廻いわれなく逗留不仕早速可罷帰候勿論
　　納方御用少^茂手支無之様に可仕候若不埒
　　之儀有之^者穿鑿之上越度に可申付候事
一　本田畑之儀^者不及申新開切添之地^并永荒
　　起返之場所有之候ハヽ少之所成共無隠急度
　　申達改を請可申候若隠置訴人等有之候ハヽ
　　當人^者不及申庄屋組頭迠可為曲事候事
　　　附山林野方新田起さわりなき場所有之候ハヽ
　　　申達可請差圖少成共我侭に開申間敷候事